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コラム
赤字経営から脱するために、ファクタリングを上手に活用する
全国の法人の6割超は赤字経営!赤字では銀行からの融資が困難
非営利団体でない限り、事業は利益を得るために手がけているはずです。そして、当たり前の話ではありますが、事業を通じて生み出した商品やサービスによって獲得した売上から、その提供のためにかかったコストを差し引いた金額が利益となります。
「売上>コスト」なら利益が生じ、いわゆる黒字の経営です。しかし、逆に「売上<コスト」なら赤字で、その状態が続くと次第に資金繰りが苦しくなってきます。
国税庁がまとめた「令和3年度会社標本調査」によれば、全国には284万8518社の法人が存在し、その中で黒字決算となっているのが109万917社であるのに対し、欠損となっていたのは175万7601社に上ったそうです。全体の61.7%を占める法人は、赤字経営に陥っていたのです。
すぐさま倒産には至らなかったとしても、赤字経営は様々な弊害をもたらします。たとえば、利益が出ていなければ返済もままならないことから、銀行から融資を受けるのは困難となってきます。
融資の審査では、事業計画書の内容だけでなく、決算書の状況からも返済能力を判断されます。ノンバンクなどでは赤字でも借りられるビジネスローンも取り扱っていますが、貸す側は相応のリスクを負うことになるため、適用される金利はおのずと高くなります。
個人保証をつけて融資を受けていると経営者の自己破産にも!?
何期も赤字決算が続くと、保有資産を取り崩しながら運転資金を賄うしかありません。赤字に陥る前に融資で資金調達を行っていた場合は、債務超過に陥ってしまう可能性が高まってきます。
債務超過とは、「負債総額>保有資産総額」となっている状態のことです。その会社が倒産した場合、すべての資産を処分しても負債の全額を返済できないため、社会的信用は著しく低下し、顧客などから取引を打ち切られるケースが出てくるかもしれません。
もちろん、債務超過となってしまえば、倒産するリスクも非常に高くなります。何らかの手段を講じて運転資金を調達し続けなければ、やがては資金ショート(手元資金の枯渇)が発生して経営が破綻してしまいます。
株式会社の場合は「有限責任」であるため、倒産しても株主である経営者が負うべき責任は自らの出資額までに限られます。しかしながら、中小企業は経営者による個人保証(経営者保証)をつけて銀行から融資を受けているケースが多いのが難点です。
その場合、会社の資産をすべて処分しても負債が残ると、経営者が自分自身で負担しなければなりません。残る負債分を工面できないなら、会社のみならず、経営者も自己破産を選択せざるをえなくなります。
赤字経営に陥っていても、ファクタリングなら資金調達が可能!
景気にも波がありますし、事業にも好不調がつきもので、赤字決算は多くの会社が遭遇する試練です。とはいえ、放置していると債務超過や資金ショートにも結びつきかねないだけに、できるだけ早く赤字経営から脱却することが望ましいでしょう。
入ってくるお金よりも出ていくお金のほうが多いので、不足分をどうにかして調達する必要が生じますが、その手段として注目したいのがファクタリングです。まだ支払期日が訪れていない「売掛債権」をファクタリング会社に売却することで、即座に現金を調達できるというサービスです。
審査では売掛先の信用力が重視されるため、ファクタリングなら赤字経営であっても利用できるのがメリットの一つです。まず、信用調査会社に登録されている情報などをもとに、ファクタリング会社は売掛先の財務状況などを調査します。
そして、ファクタリングの利用者の預金通帳などをチェックし、売掛先との間で継続的な取引があり、期日通りに売掛金の支払いが行われていることも確認します。これらの審査に通過すれば、たとえば利用者が赤字に陥っていたとしても、「売掛債権」の売却に応じてもらえる可能性は高いでしょう。
ファクタリングを上手く活用すれば、バランスシートの健全化も!
売上の回収は納品の1〜数か月後となる一方、仕入れ代金などの支払いはそれに先行しがちなのが日本の商習慣です。赤字経営の場合は、こうしたタイムラグがいっそう重荷となってくることでしょう。
入ってくるお金が出ていくお金よりも少ないうえ、そのタイミングが遅いということは、資金ショートのリスクと背中合わせだとも言えます。しかし、先に述べたようにファクタリングは支払期日前の「売掛債権」をいち早く現金化できるので、タイムラグを埋めることが可能です。
しかも、融資(負債)が膨らむとバランスシート(貸借対照表)が肥大化し、自己資本利益率が低下して財務状況の悪化が顕著となりますが、ファクタリングの場合はそのようなリスクがありません。
ファクタリングによる資金調達は借入ではありませんし、調達した現金を返済に充てれば、むしろ負債を縮小できます。つまり、逆にバランスシートの縮小化を果たすことも可能なのです。
なお、余談になりますが、中小企業が銀行から融資を受ける際に経営者による個人保証をつけるケースが主流となっていると先述しましたが、その件に関して国は打開策を打ち出しています。2014年2月から適用されている「経営者保証に関するガイドライン」では、経営者の個人保証なしでも融資を受けられる道が示されているのです。
まとめ:赤字よりも怖いのは資金ショート!ファクタリングを上手に利用
赤字決算は「売上<コスト」の状態で、損失が出ているものの、すぐさま倒産に追い込まれるわけではありません。赤字になっていても、手元資金を円滑に調達できれば、黒字化に向けた改善策を進めていくことが可能です。
「万事休す」となるのは、資金ショートが発生して人件費や仕入れ代金などの支払い、負債の返済が不可能となった局面。この最悪の事態を回避するためにも、必要に応じてファクタリングを機動的に活用するといいでしょう。

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