投稿日:2023.01.25 最終更新日:2024.05.08

金融庁が注意喚起を行っている違法ファクタリングとは?種類や見分け方を解説

目次

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    金融庁が注意を呼びかけている違法ファクタリングをご存知ですか?

    ファクタリングを装った高金利の貸付けを行うヤミ金融業者の存在が確認されており、中小企業や個人の資金繰りに深刻な影響を与えています。

    この記事では、金融庁の注意喚起の内容を踏まえ、違法ファクタリングの種類や特徴、見分け方について詳しく解説します。

    金融庁がファクタリングに関する注意喚起を行っている背景

    ファクタリングとは、企業が保有する売掛債権を金融機関やファクタリング会社に売却し、資金を調達する方法です。売掛債権の回収までの期間に必要な資金を確保できるため、中小企業を中心に利用が拡大しています。法的には債権の売買(債権譲渡)契約とみなされており、金銭の貸し借りではありません。

    しかし近年、ファクタリングを悪用した違法な貸付けや、実質的に貸金業に該当するようなファクタリングが横行しており、被害事例も報告されています。こうした背景から、金融庁は違法なファクタリングによる被害を防止するために注意喚起を行っています。

    とはいえ、ファクタリング自体は合法な取引です。中小企業や個人事業主が資金調達しやすくなることから、経済産業省も推奨しています。そのため、信頼できるファクタリング会社を選び、適切に利用することが重要です。

    金融庁が注意喚起した違法ファクタリングの種類

    給与ファクタリング

    給与ファクタリングは、会社員が勤務先に対して所有している賃金債権(給与)を一定の手数料を差し引いて買い取り、給与が支払われた後に回収を行うというものです。

    給与ファクタリングは一見するとファクタリングと同じサービスであると思われがちですが、給与ファクタリングは、お金の貸し借りで貸金業に該当するというのが金融庁の見解です。さらに、貸金業の登録を受けていないヤミ金融業者が営んでいるケースが目立ったことから、注意喚起に至ったようです。

    貸金業を営む場合、財務局長または都道府県知事の登録を受ける必要があります。登録を受けずに貸金業を営むことは違法です。

    給与ファクタリングを利用した労働者からは、年率換算で法外な手数料を要求されたり、返済が遅れた際に悪質な取り立ての被害を受けたりしたという報告が上がっています。高額な手数料を支払ってしまうと、一時的には資金繰りが助かったとしても、結局は経済的に困窮してしまうのは明らかでしょう。

    偽装ファクタリング

    偽装ファクタリングとは、ファクタリングの体裁を装いながら、実際には暴利の貸し付けを行う業者を指します。

    また、ヤミ金融業者ではなくても、貸付けと同様の行為であるとみなされるサービスを提供しているケースも見受けられます。その場合はファクタリングではなく、貸金業(債権担保貸付け)に該当する可能性があるとのことです。

    偽装ファクタリングを利用してしまうと、高額な手数料を負担することになります。一時的な資金不足は解消できたとしても、その後にさらに苦しい状況に追い込まれかねません。

    違法なファクタリングの見分け方

    違法なファクタリングを見分けるには、以下のポイントを注視する必要があります。

    • 契約書はあるか
    • 契約書に「債権譲渡契約(売買契約)」と明記されているか
    • 手数料が相場の範囲内であるか
    • 分割払いを求められていないか
    • 契約がリコース契約(償還請求権あり)になっていないか
    • ファクタリング業者の担当者の対応に不審な点がないか

    ファクタリングは通常、一括払いが原則です。ファクタリング業者が分割払いを提案してきた場合、実質的な貸付けの可能性が高いと考えられます。

    償還請求権とは、万が一売掛債権を回収できなかった場合に、利用者に請求できる権利です。償還請求権ありのリコース契約では、債権の回収リスクを負うことになります。ファクタリングは原則ノンリコース契約(償還請求権なし)であり、ウィズリコース契約を求められた場合は、違法な貸金業の可能性を疑いましょう。

    担当者の対応も重要なポイントです。ファクタリング業者の担当者が高圧的な勧誘をしてきたり、契約内容についての説明が不十分だったりする場合は、違法な業者である可能性があります。

    担当者が明確な説明を避けたり、質問に対して曖昧な回答をしたりする場合も、危険信号と捉えるべきでしょう。

    ファクタリングの詳しい判別方法について知りたい方は、「ファクタリングって安全なの?悪徳業者を判別する方法もあわせて解説」もチェックしてみてください。

    まとめ:手数料や契約書の内容などを確認して適切なファクタリングを利用しよう!

    金融庁は、ファクタリングを装った違法な高金利の貸付けや、実質的に貸付けと同様の機能を有するファクタリングについて注意喚起を行っています。

    違法なファクタリングを見分けるためには、契約書の内容や手数料の水準、償還請求権の有無、担当者の対応などに注視する必要があります。少しでも不審な点があれば、利用は避けるべきです。十分に注意を払い、安全なファクタリングサービスを選びましょう。より安全にファクタリングを活用したい方は「Payなび」の活用がおすすめです。Payなびは、信頼できる優良ファクタリング会社のみと提携し、違法性の疑いがある業者は排除しています。さらに無料の一括申込みで手数料を比較できるため、安心かつ低コストでファクタリングを利用することが可能です。

    この記事を書いた人

    Payなび運営チーム

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