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コラム

2022.12.20

融資とファクタリングの違いは?
審査の難易度や所要時間の違いも徹底比較!

融資ファクタリング比較

まだ意外と見逃している人が多いファクタリングという資金調達法

法人、個人事業主(自営業者)を問わず、何らかの事業を営む際には相応の資金が必要となります。主要な調達手段としては、自己資金(それまでに蓄えていた資金)、公的融資(日本政策金融公庫など)、民間融資(銀行や信用金庫・信用組合、ノンバンクなど)、補助金や助成金といったものが挙げられます。

また、最近はインターネット上で資金提供や融資を募るクラウドファンディング・ソーシャルレンディングといった新しい手法も普及してきました。法人であれば、株式の発行による資金調達(エクイティファイナンス)も考えられるでしょう。

もっとも、まだ多くの人が意外と見逃している資金調達の選択肢も存在します。それは、ファクタリングと呼ばれる金融サービスです。

融資とファクタリングは、資金調達の仕組みがまったく異なっている

B to C(Business to Customer:法人と一般消費者との商取引)とは違い、法人間や法人対 個人事業主(自営業者)でビジネス上の取引を行う場合には、商品・サービスを販売した時点ではその代金を回収できないケースが主流です。請求書は発行・送付しているものの、まだ支払い期日が訪れていない売上は、「売掛債権(期日に代金を受け取る権利)」と呼ばれます。

この「売掛債権」を支払い期日前に買い取ってくれるのがファクタリングというサービスです。資金を調達したい法人や個人事業主(自営業者)が所有している「売掛債権」をファクタリング会社に売却することで、支払日前に現金を調達できます。

事業資金の調達と言えば、多くの事業主は真っ先に融資を連想しがちでしょう。融資と比べればファクタリングの認知度は相対的に低いと言えそうですが、他の資金調達法にはないメリットもあり、まずはこちらを優先して選ぶのが有利なケースも出てきます。

いったい、融資とはどういった点が異なっているのか? 以下、様々な角度から比較してみることにしましょう。

融資の調達額は利用者のバックグランド次第、ファクタリングは「売掛債権」次第

最初に比較するポイントは、融資とファクタリングにおける調達可能な金額の違いです。事業資金の融資に関しては、日本政策金融公庫のような公的機関とともに、大手メガバンクや信用金庫・信用組合、地方銀行、ノンバンクといった様々な民間金融機関が取り扱っています。

そして、ノンバンクにしても大手から零細事業者まで多岐に渡る企業が事業資金を融資しています。調達可能な金額についても、数千億円規模から数十万円程度まで個別に大きく異なってくるものです。

当然ながら、大手のほうがより巨額の融資も可能となってきますが、調達可能な金額を決定づけるのは金融機関の規模ではなく、利用者自身のバックグラウンドです。

融資を申し込んだ法人や個人事業主(自営業者)が営む事業の規模と経営・財政状況を審査し、その可否や借入可能額が個別に決まります。また、保証人や担保(もっぱら不動産)が融資額に影響するケースもあります。

ファクタリングで調達できる金額は、所有している「売掛債権」の総額を超えることはありません。融資の場合、足元の経営も堅実で将来的に業績が拡大する可能性が高ければ多額の融資を引き出せますが、ファクタリングの場合は身の丈に合った(目先の資金フローに対して妥当な)調達額にとどまります。

しかしながら、多額の資金を調達できたとしても、融資は必ず返済することが前提です。その点、ファクタリングは「売掛債権」を売る契約なので、返済義務は生じません(2社間ファクタリングという契約形態で、取引先からの入金をファクタリング会社に送金しない場合は例外)。

資金調達に要するスピートでは、圧倒的にファクタリングが優位!

融資には返済の延滞リスクがつきものであるだけに、貸す側は借りる側の信用情報や営んでいる事業(収益性や経営・財務の状況など)を入念に調査したうえで、貸すべきか否かを判断します。いわゆる審査であり、融資の希望額が大きくなるほど慎重に対応するのは当然でしょう。

つまり、審査にはどうしても時間を要することになります。特に公的な融資は、結果が出るまでにかなりの日数がかかるケースが一般的です。不動産を担保にする場合であっても、その物件の評価を的確に査定する必要があるため、やはり結果が出るまでには時間を要することになります。

銀行やノンバンクのビジネスローンには最短翌日・即日中に結果が出るものも存在するものの、審査を簡潔にすると貸し倒れリスクも高くなるので、金利も高めの設定になっています。しかも、すぐに結果が判明するものは、調達できる資金が相対的に少額です。

融資と比べるとファクタリングは資金調達に至るまでがかなりスピーディーで、その点が大きな魅力と言えるでしょう。ファクタリングで審査するのは、利用者の取引先(売掛先)の信用力と、売却を希望している「売掛債権」が本当に存在しているのか否かです。

赤字経営だと融資は難しいが、ファクタリングなら審査に通るケースも!

取引先(売掛先)の信用力は、法人番号などをもとに調査を行うことがさほど難しくないと言えるでしょう。信用力の高い法人に対する「売掛債権」なら、利用者自身の経営状況が多少芳しくなくても買い取りに応じてもらえる可能性があります。

対照的に融資では利用者の返済能力が重視されるため、連続赤字や債務超過に陥っていると審査を通過するのが困難でしょう。

一方、「売掛債権」の真偽についても契約書や発注・見積もり・納品・請求などのやりとりから判断でき、融資の試算と比べればそこまで時間を要しません。こうしたことから、利用者とファクタリング会社の間で契約が完結する「2社間ファクタリング」では、即日で資金を調達できるケースが少なくありません。

ファクタリング会社が取引先(売掛先)とも交渉を進める「3社間ファクタリング」では、「2社間ファクタリング」と比べればやや時間を要することになります。

融資とファクタリングでは、利用者が負担する手数料にも違いが!

融資では、契約によって定められた返済期間中に借入金(元金)とその利息を分割で支払っていくことになります。返済期間が長期に及ぶものもあり、そうなると月々の返済額を抑えられるものの、完済するまで利息を負担し続けるのも確かです。

不動産を担保とした融資は相対的に金利が低めに設定されているものの、担保関連事務手数料の負担を軽視できません。ビジネスローンは利息以外の負担が抑えられますが、金利が相対的に高めの設定となっています。

これに対し、「2社間ファクタリング」では取引先(売掛先)が定めた売掛金の支払い日(もしくはその数日以内)にその金額を一括でファクタリング会社へ支払う(送金する)のが原則となっています。

なお、「3社間ファクタリング」では、取引先(売掛先)がファクタリング会社へ直接送金するので、利用者が振込手続きを行う必要はありません。

ファクタリングの利用者が負担するのは、「売掛債権」の買い取り手数料です。手数料設定は、ファクタリング会社によってかなり異なっています。また、「2社間ファクタリング」では売掛金を送金する際に振込手数料も負担することになります。

まとめ:急を要する資金調達ならファクタリング! 融資は中長期的な目線で検討を

融資と比べて審査に要する時間が短く、申し込んだ当日に資金を調達することも可能なのがファクタリングの魅力です。また、経営が不振気味で融資を受けるのが難しいケースでも、ファクタリングなら保有している「売掛債権」次第で現金化できる可能性があります。

どちらかと言えば、融資は中長期的な目線で資金繰りの改善を図るための選択肢だと言えるでしょう。目先の資金繰りにおける“即効薬”を求めているなら、ファクタリングに注目するのが一考です。

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