投稿日:2023.10.31 最終更新日:2024.05.08

ファクタリングの審査で重要視されるポイントは?審査落ちする原因や通過率を上げるコツも解説

目次

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    ファクタリングは売掛金を売却することで資金調達が可能なサービスですが、ファクタリングの審査は確実に通るわけではありません。ファクタリングを活用するためにも、審査基準や重要視されるポイントを把握することが大切です。

    この記事では、ファクタリングの審査で重要視されるポイントや審査落ちする原因、通過率を上げるためにコツを解説します。ファクタリングを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

    ファクタリングの審査で重視される6つのポイントは?

    ファクタリング会社は、以下の6つの項目を基準に審査を行っています。

    • 売掛先(取引先)の信用情報
    • 売掛債権の金額
    • 売掛債権の支払い期日
    • 売掛債権の安全性
    • サービス利用者の信用力
    • 利用実績(利用頻度)

    それぞれの項目について詳しく見ていきます。

    売掛先(取引先)の信用情報

    ファクタリングの審査において重要視されているのが、売掛先の信用情報です。ファクタリング会社は、売掛先がしっかりと支払いを行う能力があるかどうかを審査の際に評価しています。

    売掛先の財務状況、過去の取引実績、クレジットスコアなどがチェックされ、これらの情報に基づき、売掛金の未回収リスクを判断しています。

    売掛債権の金額

    売掛債権の金額も審査の重要なポイントです。ファクタリング会社は一般的に、売掛金の金額が大きいほど回収リスクが高いと判断します。

    しかし、このリスクは売掛先の信用状態と相対的に考慮されます。つまり、売掛先の信用情報が良好であれば、金額が大きくても審査に通る確率は高まります。

    売掛債権の支払い期日

    支払い期日も審査における重要な要素です。支払い期日が近い売掛債権は、未回収リスクが低いと見なされます。

    逆に、支払い期日が遠い売掛債権は、回収までの期間が長くなるため、未回収のリスクが高いと判断されます。

    売掛債権の安全性

    ファクタリング会社は、売掛債権が安全に回収できるかを重視しています。売掛債権が二重に譲渡されていないか、また、不良債権になるリスクはないかなど、さまざまな角度から審査を行います。

    二重譲渡や不良債権になる可能性がある債権は、審査を通過するのが難しくなります。また、これらのリスクが高いと評価された場合、仮に審査が通ってもファクタリングの契約条件が不利になる可能性もあります。

    サービス利用者の信用力

    ファクタリングの審査は売掛先の信用力が重要視されますが、ファクタリング利用者の信用力も審査に影響します。特に2社間ファクタリングの場合、売掛債権が回収された後の支払いがサービス利用者からファクタリング会社へ直接行われるため、利用者が売掛金を支払ってくれるかが重要です。

    仮に信用力が低いと判断された場合、ファクタリング契約が成立しない、もしくは不利な条件での契約になる可能性があります。

    利用実績(利用頻度)

    利用実績も審査基準の一つです。過去にファクタリングサービスを利用し、その際の取引がスムーズに行われていた場合、信頼性が高いと見なされます。

    一方で、利用実績が少ない、または過去にトラブルを抱えたことがある利用者は、審査で不利になる可能性があります。

    ファクタリングで審査落ちしてしまう8つの原因

    ファクタリングの審査は他の資金調達手段に比べて緩いと言われていますが、それでも審査落ちしてしまうケースもあります。ここでは、ファクタリングの審査に落ちてしまう主要な理由を8つご紹介します。

    1.支払いサイトが長い

    支払いサイトが長すぎる売掛債権は、審査に落ちてしまう原因です。支払い期間が長いと、売掛先の経済状況が悪化する可能性が増えるため、結果として債権を回収できなくなる可能性があるためです。

    2.売掛債権の金額が低い

    売掛債権の金額が低いと、取引のコストがかかるため審査落ちする可能性が高まります。ファクタリング会社は、利益率の高い取引に優先的に対応するため、小額の債権は審査を通過しにくい傾向があります。

    3.売掛先の経営状況が良くない

    売掛先の経営状況が悪化していると、その債権の未回収リスクが高まると判断されます。

    ファクタリング会社は、財務諸表、業界の状況、過去の支払い履歴などを慎重に調査します。経営状況が良くない売掛先の債権は回収できないと判断され、審査落ちする可能性が高いです。

    4.売掛先が法人でない

    ファクタリングは主に企業間の取引に適用されます。売掛先が個人事業主や法人格を持たない組織の場合、法人と比べて比較すると事業規模が小さく、回収リスクが高いと判断されるためです。

    また、信用情報を調べるのが難しいのも、情報、審査落ちの理由の一つです。

    5.売掛債権の金額と経営規模が釣り合っていない

    売掛債権の金額がサービス利用者の経営規模に見合っていない場合、審査に落ちる可能性があります。例えば、小規模な企業が非常に大きな売掛債権を保有していると、ファクタリング会社はその債権の真正性に疑問を持ち、審査に落ちる原因となり得ます。

    6.不良債権や二重譲渡の疑いがある

    不良債権の可能性や二重譲渡の疑いがある場合、ファクタリング会社は大きなリスクを背負うことになります。このようなリスクが高い売掛債権は、審査プロセスで容易に否定される原因となります。

    また、審査に通過できた後に二重譲渡が発覚した場合は返金はもちろん、刑事告訴の対象となるため、絶対に辞めましょう。

    7.サービス利用者の人柄や対応に問題がある

    ビジネスでは、取引に際しての人柄や対応が重要視されます。サービス利用者の態度が不適切であったり、コミュニケーションに問題があると感じられたりすると、信頼関係が築けず、結果として審査落ちにつながることがあります。

    8.利用実績が浅い

    ファクタリングを利用し始めたばかりの企業や、利用頻度が低い企業は、信用情報が乏しいため、審査で不利になることがあります。利用実績が浅いと、ファクタリング会社はその企業の運営状況や信用度を十分に判断できず、審査を通過しにくくなります。

    ファクタリングの審査に通過するための6つのコツ

    ここでは、ファクタリングの審査に通過するためのポイントを紹介します。

    • 支払いサイトが短い売掛債権を選ぶ
    • 信用度の高い売掛債権を選ぶ
    • 経営規模にあった売掛債権を選ぶ
    • 売掛先との取引を示す書類を提示する
    • 面談やメールでは誠意ある対応や態度を心がける
    • 複数社に申し込む

    それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

    1.支払いサイトが短い売掛債権を選ぶ

    審査を有利に進めるためには、支払い期限が近い売掛債権を選びましょう。短い支払いサイトを持つ売掛債権は、ファクタリング会社にとってリスクが低く、審査にプラスに作用します。

    2.信用度の高い売掛債権を選ぶ

    売掛債権の信用度は審査での重要な要素の1つです。上場企業や公的機関など信用度の高い企業からの売掛金は、審査時に有利に働きます。これらの企業との取引は、ファクタリング会社にとって安定した回収の見込みとなるため、審査において高く評価されます。

    3.経営規模にあった売掛債権を選ぶ

    自社の経営規模に見合った売掛債権を選ぶことは、審査において現実的な資金調達計画と見なされます。過大な売掛金額を提示すると、審査時にファクタリング会社から疑念を抱かれてしまいかねません。

    実績に応じた適切な額の売掛債権を選定しましょう。

    4.売掛先との取引を示す書類を提示する

    審査を通過するためには、売掛金の実在を示す書類の提出が求められます。請求書、納品書、発注書などがこれに該当し、取引の信頼性を証明する証拠となります。

    また、長期にわたる取引関係の証明も審査に有利に働きます。

    5.面談やメールでは誠意ある対応や態度を心がける

    面談やメールでのやりとりでは、正直かつ丁寧な対応を心がけましょう。審査過程での信頼構築は、審査の通過率を上げる助けとなります。また、必要書類は迅速にかつ正確に提出し、ファクタリング会社との良好な関係を維持しましょう。

    6.複数社に申し込む

    審査通過率を向上させるためには、複数のファクタリング会社へ申し込んで相見積もりを取ることが1つの戦略となります。
    例えば、ファクタリング比較サービスであるPayなびを利用すれば、複数のファクタリング会社へ一括で申し込むことができ、条件の良い会社を容易に比較できます。Webでの申し込みに対応しており、手続きも簡単ですので、ファクタリングの利用を検討している方は、ぜひPayなびを活用してみましょう。

    ファクタリングの審査にかかる時間

    ファクタリングの審査にかかる時間は、ファクタリング会社や審査方式によってさまざまです。一般的に、2社間ファクタリングの審査時間は3社間ファクタリングよりも短い傾向があります。

    2社間ファクタリングでは、売掛先への確認や同意を得る必要がありません。そのため、審査に必要な書類が少なく、審査期間も短縮することが可能です。申込から審査結果の通知まで、最短で1〜2日程度で完了する会社が多くなってきています。中には、即日入金が可能なファクタリング会社もあります。

    一方、3社間ファクタリングでは、売掛先への確認や同意を得る必要があります。この過程で時間を要することがあり、審査期間は2社間ファクタリングと比べてやや長くなる傾向があります。

    なるべく早く資金調達したい方は、審査・入金までのスピードに着目してファクタリング会社を選びましょう。

    2社間ファクタリングと3者間ファクタリングについて詳しく知りたい方は、「2社間ファクタリングとは?違法性や3社間ファクタリングとの違い、利用するメリットを解説」もチェックしてみてください。

    ファクタリングの審査に必要な書類

    ファクタリングの審査に必要な書類は以下の通りです。

    • 売却希望の「売掛債権」に関する書類
    • 入出金を確認できる通帳のコピー(ウェブ通帳)
    • 決算報告書(個人事業主の場合は確定申告書)
    • 身分証明書(経営者個人)
    • 商業登記簿謄本(法人の場合)
    • 印鑑証明書

    必要書類が少ないファクタリング会社であれば、書類を揃えやすいため、審査までの時間を縮められます。ファクタリング会社によって必要書類が異なる場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。

    ファクタリングの必要書類については、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

    ファクタリングに必要な書類とは|申請の流れや書類が少ない会社を紹介

    まとめ:ファクタリングの審査のポイントを把握し、適切な準備を!

    本記事では、ファクタリングの審査の難易度と、審査に落ちるポイントや通過率を上げるポイントを解説しました。ファクタリングの審査では、以下の審査基準があります。

    • 売掛先(取引先)の信用情報
    • 売掛債権の金額
    • 売掛債権の支払い期日
    • 売掛債権の安全性
    • サービス利用者の信用力
    • 利用実績(利用頻度)

    支払いサイトが短い売掛債権や信用度の高い売掛債権を選ぶことで、審査通過率を高められます。
    また、ファクタリング会社によって審査の基準も異なるため、複数の会社に申し込むことも審査通過率を上げる方法の一つです。Payなびを使えば複数のファクタリング会社に一括で申し込めるため、気になる方はぜひ一度申し込んでみましょう。

    この記事を書いた人

    Payなび運営チーム

    安心・安全にファクタリングを活用するためのノウハウや実践的な情報を提供しています。ビジネスの成功と成長のための最適なサポートをご提供いたします。
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