投稿日:2025.02.28 最終更新日:2025.02.28

BtoB取引のクレジットカード決済とは?おすすめの企業間決済サービスも紹介

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    企業間の支払いと言えば、銀行振込が一般的です。しかし最近では、クレジットカードでの支払いも増えてきました。BtoB取引でカード決済を活用すれば、支払いまでの猶予が生まれ、資金繰りの改善につながります。

    この記事では、企業間取引でのクレジットカード決済の概要やメリット、おすすめサービスを紹介します。クレジットカード決済を検討している企業担当者の方はぜひ参考にしてください。

    BtoB取引におけるクレジットカード決済とは?仕組みやメリット

    企業間の取引では従来、銀行振込による支払いが一般的でした。しかし、経費処理の効率化やキャッシュフロー改善を目的に、クレジットカード決済を導入する企業が増えています。

    ビジネスでのクレジットカード決済には、大きく2つのパターンがあります。1つは利用企業・取引先・カード会社の3者間で完結するパターン。もう1つは決済代行会社が介入する4者間のパターンです。

    4者間の決済代行サービスは、取引先がクレジットカード決済に対応していなくても利用できます。それぞれの決済の流れを見ていきましょう。

    ■3者間での決済の流れ(一般的なクレジットカード利用時と同様)

    1. 利用企業が取引先の商品・サービスを購入し、クレジットカードで支払う
    2. カード会社が取引先へ立替払いを行う(加盟店手数料を差し引いた金額)
    3. 利用企業は後日、カード会社へ支払いを行う

    ■4者間(決済代行経由)での決済の流れ

    1. 利用企業が取引先の商品・サービスを購入し、クレジットカードで支払う
    2. 決済情報はまず決済代行会社へ、その後カード会社へ届く
    3. カード会社から決済代行会社へ立替払いが行われ、決済代行会社から取引先へ支払われる(決済手数料を差し引いた金額)
    4. 利用企業は後日、カード会社へ支払いを行う

    【買い手側】クレジットカード決済のメリット

    買い手側が得られるメリットは、以下の4つです。

    支払いの猶予ができ、資金繰りを管理しやすい

    クレジットカード決済なら、実際の支払いまで余裕を持つことができます。

    例えば、月初めに利用した場合、翌月の支払いとなるため、最長で約2ヶ月近い猶予が生まれます。請求書で求められる即時支払いと異なり、手元資金に余裕がない時期でも支払いに対応可能です。

    また、毎月の引き落とし日が決まっているので、いつまでにいくら必要なのか、見通しが立てやすくなります。予定外の支払いが発生しても、クレジットカードなら柔軟に対応できるので安心です。

    支払処理・経理業務を効率化できる

    クレジットカード決済なら、支払いの一元管理が可能です。複数の取引先への支払いでも、カード会社の定めた支払日にまとめて口座引き落としされるため、支払い管理が楽になります。

    また、すべての取引履歴がデジタルで記録されるので、経理処理も効率的です。カード会社のウェブサイトやアプリから、いつ、どの取引先に、いくら支払ったのかを即座に確認できます。

    法人カードでの取引は会計ソフトとの連携も可能なため、経費の計上から仕訳まで自動化できる点もメリットです。

    カードのポイントが溜まる

    法人カードでの支払いでもポイントは貯まります。カードの種類によって還元率は異なりますが、一般的に利用額の0.5%〜1%程度のポイントが付与されます。BtoB取引は取引金額が大きいため、年間で相当額のポイント還元が期待できるでしょう。

    貯まったポイントは様々な用途に活用できます。社用の備品購入や、社員の出張時の航空券購入に充てることも可能です。中には、カード利用料金の支払いに充当できるサービスもあります。

    また、ポイントを現金や電子マネーに交換できるカードも増えているので、経費の削減に役立てることができるでしょう。

    【売り手側】クレジットカード決済のメリット

    クレジットカード決済を導入すると、売り手側(請求する側)には3つのメリットがあります。

    未回収リスクを減らせる

    クレジットカード決済なら、代金はカード会社から確実に支払われるため、未回収リスクを大幅に減らすことができます。取引先の経営状況が悪化しても、すでにカード会社から入金されているため、売掛金の回収に困ることはありません。

    入金が早くなる

    通常の請求書支払いと比べて、入金までの期間を短縮できます。カード会社からの入金は最短で数営業日です。請求書払いのように締め日から入金まで1ヶ月以上かかることはないため、運転資金の確保がスムーズです。

    与信管理の手間が減る

    新規取引先との取引開始時に課題となるのが与信管理です。しかし、クレジットカード決済なら、取引先の与信確認はカード会社が行うため、自社での与信管理の手間を省けます。

    新規取引先の開拓もスムーズになり、ビジネスチャンスを逃さず掴むことができるでしょう。

    企業間取引のクレジットカード決済なら「カード払いくん」がおすすめ!

    請求書の支払いをクレジットカードで行える「カード払いくん」は、企業間の支払い業務をスムーズにするサービスです。請求書の画像をアップロードしてカード情報を入力するだけで支払いが完了。その後の振込業務はカード払いくんが代行します。

    カード払いくんは、取引先がクレジットカード決済に対応していなくても利用できます。通常の銀行振込と同じように入金されるため、取引先への確認も不要です。

    振込名義も支払企業のままなので、カード払いくんの利用が取引先に知られることもありません。審査や書類提出は不要で、Webから最短60秒で始められます。支払いを最大60日後まで延ばせるので、資金繰りの改善に役立ちます。

    BtoB取引のクレジットカード決済に関するよくある質問

    BtoB取引でのクレジットカード決済について、企業から多く寄せられる質問とその回答をまとめました。導入を検討する際の参考にしてください。

    BtoB取引でクレジットカード決済を利用するメリットは?

    支払側と請求側の双方にメリットがあります。支払側は支払いの猶予が得られ、資金繰りの改善や経理業務の効率化が可能です。

    また、カードのポイントも貯まります。請求側は代金の早期回収が可能で、未回収リスクも軽減できます。さらに、与信管理の手間も削減できるため、新規取引先の開拓もスムーズになります。

    支払いを先延ばしできる期間はどのくらい?

    利用するサービスによって異なりますが、一般的に最大40日〜60日程度の支払い猶予が可能です。

    例えば「カード払いくん」では最大60日後まで支払いを延ばすことができます。支払日はカード会社の締め日や支払日に依存するため、利用開始前に確認しておくとよいでしょう。

    利用できるカードブランドは?

    Visa、Mastercard、JCBの3ブランドはほとんどのサービスで利用できます。American Express、Diners Clubは一部のサービスでのみ対応しています。

    プリペイドカードや海外発行のカードは利用できない場合があるため、導入前に利用頻度の高い取引先が対応しているブランドを確認しておきましょう。

    利用できる金額に限度はある?

    上限額は利用するカードの限度額に準じます。下限額については、サービスによって異なりますが、一般的に数万円からの利用が可能です。

    なお、決済手数料は利用金額に応じて発生します。「カード払いくん」の場合、1万円未満の決済は一律2,000円の最低手数料、1万円以上は4%の手数料となっています。

    BtoB取引でクレジットカード決済を上手く活用しましょう

    BtoB取引でのクレジットカード決済は、企業間の支払い手段として有効な選択肢です。支払いまでの猶予期間を活用して資金繰りを改善できるほか、経理業務の効率化や、ポイント還元による経費削減といったメリットも期待できます。

    決済代行サービスを利用すれば、取引先側の準備は不要で、すぐに導入できるのも魅力です。小規模事業者の方や、これから新しく決済手段の見直しを検討されている方も、ぜひクレジットカード決済の活用を検討してみてください。

    この記事を書いた人

    Payなび運営チーム

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