2023.12.11

ファクタリングに必要な書類とは|申請の流れや書類が少ない会社を紹介

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    ※本記事には広告を含みます。なお、内容が事実に反して優遇されることはありません。
    ※本記事は2023年12月11日時点の情報です。

    ファクタリングは、期日前の売掛債権(売掛金)を売却して、早期に資金を調達する方法です。ファクタリングを利用するためには、請求書や決算書などの書類を提出する必要があります。

    この記事では、ファクタリングに必要な書類を紹介します。利用手順や準備する際のポイントについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

    ファクタリングで必要な書類一覧

    ファクタリングに必要な書類数はファクタリング会社によって異なります。そのため、ファクタリング会社が決まったら、必要な書類をしっかり把握することが重要です。ここでは、一般的にファクタリングで必要な書類を紹介します。

    売却希望の「売掛債権」に関する書類

    まずは、売却を希望している売掛債権の書類が必要です。具体的には、以下のような書類が求められます。

    • 請求書
    • 発注書
    • 基本契約書
    • 売買契約書

    売掛金の発生源となる取引の詳細を証明する重要な書類であり、ファクタリング会社が債権の存在や金額を確認するために使われます。

    入出金を確認できる通帳のコピー(ウェブ通帳)

    入出金を確認できる通帳のコピーも、ファクタリングに必要な書類です。通帳を確認し、売掛債権を所有している売掛先との取引状況を確認します。直近3〜6ヶ月分の履歴の写しが求められるケースが多いです。

    決算報告書(個人事業主の場合は確定申告書)

    法人の場合は決算報告書、個人事業主の場合は確定申告書が必要になります。どちらも一定期間の財政状態や経営成績が記載された書類です。ファクタリング会社は、売掛金がしっかり帳簿に計上されているか、継続的に取引が行われているかなどを確認します。

    提出書類の期間としては直近3期分のものを用意しておくとよいでしょう。また、創業したばかりで決算書・確定申告書が用意できない事業者もいると思います。そういった場合でも対応してもらえるケースはあるため、ファクタリング会社に相談してみましょう。

    身分証明書(経営者個人)

    経営者個人の身分証明書も、ファクタリングを利用する際に必要です。経営者の身元を確認し、第三者のなりすましや詐欺を防ぐために用いられます。

    ファクタリング会社によって対応している身分証明書は異なりますが、通常、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどの提示が求められます。

    ただし、運転免許証やパスポートの場合、有効期限が切れていると身分証明書として認められません。有効期限が切れていないか、もしくは近づいていないかを確認し、必要であれば更新しておきましょう。

    商業登記簿謄本(法人の場合)

    法人の場合は、商業登記簿謄本が必要です。商業登記簿謄本は、会社の基本情報が記載されている法人版の身分証明書のような書類です。商号(会社の名称)や所在地、資本金などが記載されています。

    商業登記簿謄本は、法務局の窓口や郵送、オンラインで取得できます。取得費用は500〜600円(郵送の場合は切手代が必要)です。取得までに1日〜1週間かかるため、余裕を持って取得しておきましょう。

    印鑑証明書

    印鑑証明書は、印鑑が実印であることを証明するための書類です。ファクタリングの契約書に押印する際に提出が求められます。

    印鑑証明書は、個人事業主の場合は各市区町村の役所、法人の場合は法務局で取得できます。最寄りの法務局がない場合は、郵送やオンラインで取得することも可能です。

    請求書のみでファクタリングは利用できる?

    請求書のみでファクタリングの利用はできません。

    ファクタリングは原則として、償還請求書がない契約であるため、売掛債権の回収リスクは、ファクタリング会社が負います。そのため、ファクタリングは回収リスクを軽減するために、審査を慎重に行なう必要があるのです。

    しかし、請求書のみでは利用者や売掛先に関して十分な審査がするのが難しくなります。請求書に加えて、追加で書類が求められるのが一般的です。逆に請求書のみで利用できるファクタリング業者は、悪徳業者である可能性があるため注意する必要があります。

    ファクタリング利用の手順・ステップ

    ファクタリング利用の手順・ステップは以下のとおりです。

    1. 相談・見積もり
    2. 申請
    3. 必要書類の提出
    4. 審査・契約
    5. 振込み

    1.相談・見積もり

    ファクタリングを利用するために、まずは事前相談・見積もりを行います。希望している売掛債権が売却できるのかを確認しましょう。

    また、見積もりは複数社で取ることをおすすめします。ファクタリング会社によって手数料や買取金額は様々です。相見積もりを取ることで、自社にあったファクタリングサービスを比較検討できます。

    2.申請

    利用するファクタリング会社が決まったら、申請を行いましょう。申請方法はファクタリング会社によって異なりますが、以下4つの申請方法があります。

    • 窓口
    • 電話
    • 郵送
    • インターネット

    3.必要書類の提出

    ファクタリング会社から提示された必要書類を提出します。ファクタリング会社によって必要書類が異なるため、事前に確認しておきましょう。

    4.審査・契約

    提出された書類を参考に、ファクタリング会社が売掛債権を買い取るかを審査します。ファクタリングの利用可否以外に、手数料も決まります。取引先や売掛債権の信用力が高いほど、手数料は安くなる傾向にあります。

    5.振込み

    ファクタリングの契約を締結したら、売掛債権から手数料を差し引いた金額が指定の口座に振り込まれます。

    なお、取引先が関与しない2社間ファクタリングで締結した場合は、取引先から入金されたら、ファクタリング会社へ振り込む必要があります。失念しないように定期的にキャッシュフローを確認することが大切です。

    ファクタリングの必要書類を準備する際のポイント

    ファクタリングの必要書類を準備する際のポイントは以下の3つです。

    • 必要書類・記載項目は事前に確認しておく
    • 提出方法を確認しておく
    • 必要書類の不備には気をつける

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    必要書類・記載項目は事前に確認しておく

    ファクタリングの必要書類を準備する際は、必要書類・記載項目は事前に確認しておきましょう。ファクタリング会社によって求められる書類・記載項目は異なります。

    事前に具体的な必要書類・記載項目を把握し、準備しておくことで、スムーズに手続きを進められます。書類によって取得まで時間がかかるものもあるため、余裕を持って書類の準備を行いましょう。

    提出方法を確認しておく

    提出方法を確認しておくことも必要です。書類の提出方法もファクタリング会社によって異なります。急ぎで資金調達したい場合は、オンラインで申請するのがおすすめです。一部の会社ではオンラインでの提出に対応しており、コストや時間をかけずに書類を提出できます。

    必要書類の不備には気をつける

    ファクタリングの必要書類を準備する際、書類の不備にも注意が必要です。不備があると、審査の遅れや申請の却下につながる可能性があります。提出する書類が最新のものであるか、記載項目に抜け漏れがないかなどをチェックしておきましょう。

    必要書類が少ないファクタリング会社3選

    スピーディーに資金調達するのであれば、なるべく必要書類が少ないファクタリング会社を選ぶのがおすすめです。ここでは、必要書類が少ないファクタリング会社を3社ピックアップして紹介します。

    ビートレーディング

    必要書類入出金を確認できる通帳のコピー売掛債権に関する書類
    手数料2社間:4%~12%、3社間:2%〜9%
    入金スピード最短5時間
    買取限度額上限下限なし
    オンライン完結
    運営会社株式会社ビートレーディング

    ビートレーディングの必要書類は、「入出金を確認できる通帳のコピー」と「売掛債権に関する書類(契約書・発注書・請求書)」の2点のみです。

    必要書類の提出方法はWeb、メール、LINEで、最短30分で買取金額が分かります。入金スピードも最短5時間と早く、即日で資金調達したい方におすすめです。

    QuQuMo(ククモ)

    必要書類入出金を確認できる通帳のコピー売掛債権に関する書類
    手数料1%~
    入金スピード最短2時間
    買取限度額上限なし
    オンライン完結
    運営会社株式会社アクティブサポート

    QuQuMo(ククモ)の必要書類も「入出金を確認できる通帳のコピー」と「売掛債権に関する書類(契約書・発注書・請求書)」の2つのみです。オンラインに対応しており、スマホやPCでどこからでも申し込めます。

    入金スピードは最速2時間で完結し、急な資金繰りに対応しています。取引先に通知なしの2社間契約を行うため、安心して利用できる点も魅力です。

    labol(ラボル)

    必要書類免許証などの本人確認書類請求書取引を示す証拠書類(取引先とのメール等)
    手数料一律10%
    入金スピード最短60分
    買取限度額1万円〜
    オンライン完結
    運営会社株式会社ラボル

    labolの必要書類は、「免許証などの本人確認書類」「請求書」「取引を示す証拠書類(取引先とのメール等)」の3点です。決算書や契約書など取得に時間がかかる書類が必要ありません。

    また、オンラインかつ24時間365日対応しています。入金スピードも早く、最短60分で現金化できます。平日が忙しくて対応できない方におすすめのサービスです。

    必要書類は2つだけ!ファクタリング一括申請サービス「Payなび」

    ファクタリング一括申請サービス「Payなび」であれば、どのファクタリング会社に申し込む場合も、必要書類は以下の2つだけです。

    • 売却する請求書
    • 直近3ヶ月分の入出金明細

    一度の申請で複数社への申込みを行うため、審査のやり直しなどの時間と手間を大幅に削減可能です。 また、手数料や買取金額など提示された条件を見て比較検討できるため、自社にあったファクタリング会社を選ぶのに役立ちます。

    まとめ

    ファクタリングをスムーズに利用するためには、必要書類を不備なく揃えることが重要です。当記事を参考に、ファクタリングの書類準備に役立てていただければ幸いです。
    Payなび」であれば、どのファクタリング会社に申し込む場合も必要書類は2つだけです。登録は無料なので「手続きの手間を減らしたい」「少しでも良い条件ファクタリングを利用したい」という方は、ぜひPayなびをご活用ください。

    この記事を書いた人

    Payなび運営チーム

    安心・安全にファクタリングを活用するためのノウハウや実践的な情報を提供しています。ビジネスの成功と成長のための最適なサポートをご提供いたします。
    ファクタリング一括申請サービス「Payなび」

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